エコスタイル自転車店
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このお店の使い方。



かつて日本全国の、どんな小さな街にもあった、おやじさんが一人でやっているような小さな自転車屋さん。
油まみれの工具や何だか分からない部品が工場じゅうに置いてあり、でも、薄暗い床でそれは鈍く光り輝き、
使われる出番を待ち構えている。
同じように油まみれの作業服を着たおやじさんが、奥の机からのそっと出てきて、さあ、マジックの始まりです。

のっけからカッコいいこと書いちゃいましたが、色々と考えた末、メインは修理と古い自転車のレストアとなりました。
現代の日本の街並みを考えてみますと、大量に既製品を販売するお店が大通りに立ち並び
自転車もその例外ではなく、大きくて立派な店には見渡す限りの自転車が並んでいます。
ですが「最近じゃ自転車を売っている店はあっても、直してくれるところは少なくってね…」とお客さんが言うとおり
自転車を購入したあとの長期的なメンテナンス、修繕について考えているお店は
実際問題街を走る自転車の総量に比べて、あまりに少ないように思えます。

わがエコスタイル自転車店はあらゆる自転車、おうちにある普通の自転車からロードバイクなどの最新スポーツ車、
あるいは戦後に作られたような古い頑丈な運搬車まで、部品供給のあるかぎり修理いたします。
1年に1台くらい修理不能なものもありますが、かなりの高確率で修理完了しています。

もっとも修理するしないは、資金的なものの要因でかなり左右されるものです。
それに関連して修理代金というのは内容に対して、えてして不明瞭なものになりがちでもあります。
(自分でその辺言っちゃうのもどうかと思いますが…。)
当店では「単純に多くのお金をかけない。完全に直さず、むしろ経年変化、その自転車のヤレを楽しむ」ことも重視し、
予算、納期、品質のバランスを取った柔軟な作業をお客様と相談して決めるように心がけています。

例えば…当店で部品の供給がどうしても難しいが、お客様で部品を調達できる場合など、
遠慮なく部品のお持込をして頂いても構いません。だってそれが一番安くて早いからね。

あと、一応ぬるいスポーツ自転車の社交場もやってます。初めてロードバイクやマウンテンバイクなど乗られる方、
乗り方やマシンセッティングなども含めてサポートしています。なかなか奥が深くて面白いですよ。
時々私だけでなく、先輩ライダーがたむろしていることも多いですので、
遠慮なく声をかけて色々聞いてみて下さい。うちの常連客はしつけがなってるからね(笑)。

お店が狭いのでなかなか新車の展示ができないのですけれど、
新車販売、また時々中古車の販売も行っています。
「こんな自転車に乗りたい!」という漠然としたイメージで構いませんので、
じゃあこんな自転車はどうですか?という話し合いから始めましょう。

面白い自転車、面白いお客様。お待ちしています。
 







 
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